シェットランド・シープドッグ

シェットランド・シープドッグとはどんな犬?

●体高(理想):オス37cm。メス35.5cm

●体重:8~12kg

●抜け毛:多い

●吠えやすさ:多い

●運動量:多い

 

特徴

外見は、コリーを小さくしたものといった具合に、コリーにそっくりです。優美な雰囲気で、首の周りにふかふかと飾り毛が生えています。性格は、人を喜ばせることが好きで、とても賢く、飼い主に忠実です。温厚で忍耐力もあります。ただ、見知らぬ人には心を許しにくいところがあります。屋内で、家族と一緒に過ごすのがよいでしょう。

 

無駄吠えや成犬時の大きさが気になる方は、ブリーダーの犬舎で親犬などを見て、どの子犬にするか決めるのがよいでしょう。物覚えはよいですが、早い段階で、しつけることが大切です。牧畜犬としての血が流れているせいか、かかとに噛み付くことがあるかもしれません。

 

豊かで密生した被毛は、毛玉ができやすいため、日ごろからブラッシングが必要です。また、人の歩くペースの散歩だけではなく、自由運動を取り入れてあげるとよいでしょう。機敏で活発なので、ドッグスポーツも出来ます。

 

歴史

シェットランド・シープドッグは、シェルティとも呼ばれています。原産地は、ノルウェーとスコットランドの間にあるシェットランド諸島です。ここは、気候・環境条件が厳しく、動物は小型化する傾向にあったようです。また、起源は定かではありませんが、一説には、ボーダー・コリーの先祖でもあるスコットランドで牧畜犬として飼育されていた犬とスピッツ系やコリー、スパニエルなどが交配されて誕生したと考えられています。

 

イギリス本土にシェットランド・シープドッグが渡ったのは、19世紀の終わり頃、イギリス海軍が演習でシェットランド諸島に来て持ち返った時だとされています。当初は、「農場」という意味に因んで、「Toonie(トゥーニー)」と呼ばれていましたが、1909年、イギリスのケネル・クラブがこの犬種を公認し、28頭の犬が登録された際には、「シェットランド・コリー」という名前でした。けれども、コリーのブリーダーや愛好家たちから反対議論が巻き起こり、現在の「シェットランド・シープドッグ」という名前に変更されました。

 

アメリカ・ケネル・クラブ(AKC)に公認されたのは、1911年で、最初にその犬種として登録されたのは、シェットランド諸島から輸入された「Lord Scott(スコット卿)」という名前の犬でした。また、アメリカに今日いるシェットランド・シープドッグのほとんど全ては、第一次世界大戦から第2次世界大戦の間にイギリスから輸入されたものの子孫だと言われています。そして、この犬種名が知れ渡るにつれて、数も増え、1990年代初頭をピークに人気が爆発しました。

 

ちょこっとコラム

■JKC(ジャパン・ケネル・クラブ)が公開している登録頭数によると、2009年以降2013年まで安定して22位をキープしています。