ミニチュア・ピンシャー

ミニチュア・ピンシャーってどんな犬?

●体高(理想):25~30cm

●体重:4~6kg

●抜け毛:中くらい

●吠えやすさ:多い

●運動量:多い

特徴

ミニピンと呼ばれることもあるミニチュア・ピンシャーは、体長と体高が近くコンパクトで均整のとれた、しなやかな体型をしています。小型で好奇心が強く、小鹿のように俊敏かつ活発に跳ね回る様子に可愛らしさを覚えます。特に、ハックニーと言われる、前足を高く上げる歩き方が特徴的です。とにかく明るく元気なので、毎日の運動が必要です。また、飼い主家族に忠実なので、しつけをしっかりすれば、お利口さんになるでしょう。体が小さい割に、自立心が高く、勇敢なので、不審者に対峙するなど番犬としての素質もあります。怖いもの知らずで、警戒心が強いとも言えるでしょう。

 

被毛は短く、なめらかな手触りです。時々ブラッシングしてあげればよく、手入れに手間を取られて大変ということはありません。寒いのが苦手なので、屋内で飼う方がよいでしょう。毛色は3パターンで、単色とブラック・タン、チョコレート・タンです。単色の場合は、ディアー・レッドやダーク・レッド・ブラウンなどがあります。

 

歴史

 ミニチュア・ピンシャーは、原産地がドイツの犬種で、ジャーマン・ピンシャーを小さくしたような外観をしています。また、ドーベルマンと似ているため、小型のドーベルマンとして開発されたものと思われやすいですが、それは違っており、ミニチュア・ピンシャーの方が古い歴史をもっているぐらいです。祖先犬としては、ジャーマン・ピンシャーやイタリアン・グレーハウンドなどを交配してできたようですが、起源は確かではありません。古い歴史をもつ犬種であると考えられていますが、記録としては数百年前のものからになっており、ネズミ捕りのために開発されたとも言われています。ドイツでは、小さいアカシカを指す“レー”に因んで、“レー・ピンシャー”という言葉で記録に残っています。

 

1900年代初頭までは、ドイツやスカンジナヴィア半島の国々で人気を博し、米国へは1919年ごろ輸出されました。そして、1925年に始めの1頭目がAKC(アメリカ・ケネル・クラブ)に登録されてから多大な人気を獲得し、1929年に独立した犬種として公認を受けることになります。当初はテリアグループに分類されていましたが、1930年に愛玩犬に再分類され、1972年には、公式名も「ピンシャー」から「ミニチュア・ピンシャー」に変更されました。

 

ちょこっとコラム

■JKC(ジャパン・ケネル・クラブ)が公開している登録頭数によると、1999年の21位以降、人気が上昇し、2013年では18位になっています。