コーギー

コーギーってどんな犬?

●体高:25~30cm

●体重:8~17kg

●抜け毛:多い

●吠えやすさ:多い

●運動量:多い

 

特徴

コーギーは、もともと牧羊・牧畜犬として活躍していた犬種で、ウェルシュ・コーギー・カーディガンとウェルシュ・コーギー・ペンブロークの2種類があります。

 

ペンブロークの方が体高がやや低めで、耳は、カーディガンの方が大きく、尻尾もふさふさとしており長いです。ペンブロークは尻尾があっても生後まもなく断尾されてしまいます。ただ、ヨーロッパでは、断尾しない方向で進んでいます。胴長短足なので、背骨や腰に負担がかかりやすく、太らせないようにしてヘルニアに注意しましょう。ただ、胴長短足でも、運動能力は高く、運動量も豊富です。とても活発で、遊ぶのが大好きなので、ストレスを発散させてあげたり肥満にさせたりしないためにも毎日十分に運動をさせてあげましょう。

 

性格は、明るく好奇心旺盛で、温厚、賢く従順でもあるのでとても飼いやすいです。ただし、どの犬種にも言えることですが、首尾一貫したしつけをしてあげる必要があります。また、牧羊・牧畜犬として自分より大きな牛や羊を追って走り回っていたので、勇敢な気質もあると言えるかもしれません。飼い主以外の人や他の犬とも仲良くできる友好的な犬ですが、子犬のうちに、他の人や犬と接することが多いか少ないかが左右するでしょう。

 

また、コーギーは抜け毛が多いです。硬い上毛と柔らかい下毛によって覆われているダブルコートといわれる被毛で、春と秋の換毛期には毛がたくさん抜けるので、日頃からブラッシングをする必要があります。

 

歴史

<ペンブローグ>

 

カーディガンよりはずっと新しい犬種です。ペンブロークの祖先はイギリスのヘンリー1世の時代の1107年までさかのぼることができ、一説には、フランドル地方(ベルギー北部とその周辺のオランダ・フランスの一部)の織工によりウェールズにもたらされたと言われています。英国王室に70年以上にもわたって愛され続け、現エリザベス女王の寵愛を受けている犬としても有名です。カーディガンとくらべて尾に特徴があり、体高もやや低いです。19世紀中頃以前にはペンブロークとカーディガンの交配が見られ、外見は似通っています。また、イギリスのケネルクラブによると、2013年に登録されたペンブロークの数はたった241匹であり、絶滅危惧種へとまっしぐらに進んでおり、絶滅危惧の警戒対象とされています。

 

<カーディガン>

 

イギリスでは、最も古い犬種の1つです。紀元前1200年頃に中央ヨーロッパからウェールズへのケルト族の移住にともないやって来た犬と言われており、3000年にわたりウェールズにいると考えられています。

 

1928年当初には、イギリスのケネルクラブにより、ペンブロークもカーディガンも同犬種とみなされていましたが、1934年に別々の犬種と扱われることになりました。

 

ちょこっとコラム

■JKC(ジャパン・ケネル・クラブ)が公開している1999年以降の登録頭数によると、ペンブロークは、2002年の3位をベストとして最近では10位台前半で推移しています。カーディガンは、2003年の55位をベストとして最近では60位台で推移しています。