キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルってどんな犬?

●体高:30cm前後

●体重:5.4~8kg

●抜け毛:多い

●吠えやすさ:少ない

●運動量:中くらい

 

特徴

 大きな耳とクリッとした大きな目の可愛い顔で、優雅な出で立ちが目を引きます。絹のようなウェーブのかかった被毛は、より優美な感じを醸し出しています。なお、JKC(ジャパン・ケネル・クラブ)によると、認められている毛色は、ブラック&タン、ルビー、ブレンハイム、トライカラーです。

 

性格は活発で明るく、友好的なので、初めて犬を買う人、子どもや高齢者も接しやすく、家庭犬として飼いやすい犬種となっています。表情も穏やかで優しく、その反面、社交的なところから番犬には向かないと言えるでしょう。

 

また、陽気な性格のためか運動が好きで、はしゃぎまわるところがあります。毎日運動をさせて楽しませてあげましょう。屋外で飼うこともできますが、室内で飼う方がよいかもしれません。

 

歴史

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルはスパニエル系の1つで、「キャバリア」とは、騎士という意味をもち、「キング・チャールズ」は、18世紀にイギリスのチャールズ2世がこの犬種に夢中になったことから、後に彼の名に因んで付けられました。また、マルボロ公爵もキング・チャールズ・スパニエルを猟のために飼っており、その白と赤毛の犬は、マルボロ公爵の領地名である「ブレンハイム」という名で知られるようになりました。公爵が記したところによると、早足の馬について行くことができたそうです。

 

ただ、時が過ぎ行くにしたがい、この犬種は短い鼻を持つものの方がよいと思われるようになり、当初見られた顔つきの犬はほとんどいなくなってしまいます。ところが、アメリカ人のロズウェル・エルドリッジがイギリスを訪れた際に、チャールズ2世の時代の絵画に描かれているような初期の鼻の長いキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルを求めて当時にしては巨額の25ポンドの懸賞金を5年間かけました。残念なことに、彼は懸賞金を獲得する犬を見ることなく亡くなり、そのわずか1ヵ月後にようやく賞を取る犬が現われました。そして、このような流れのもと復活したキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルが独立した犬種としてイギリス・ケネル・クラブ(KC)に公認されるのが1945年、アメリカ・ケネル・クラブ(AKC)に公認されるのが1995年で、愛玩犬として認定されました。これは、AKCが認めた140番目の犬種でした。

 

ちょこっとコラム

■JKC(ジャパン・ケネル・クラブ)が公開している登録頭数によると、2004年の13位以降、2010年には18位まで順位を落としましたが、2013年には少し回復して17位になっています。