アメリカン・コッカー・スパニエル


アメリカン・コッカー・スパニエルとはどんな犬?

●体高(理想):オス38.1±1.25cm。メス35.6±1.25cm。

●体重:10~13kg

●抜け毛:多い

●吠えやすさ:中くらい

●運動量:中くらい

 

特徴

温和で優しく、人が大好きで人懐こいです。そして、英語で、「メリー・コッカー(merry cocker)」として知られるほど、陽気です。やんちゃな所も少しあるかもしれませんが、甘やかさずしつければよく、愛想のいい、感じのよい犬種と言えるでしょう。豊かな感受性をもち、従順です。変なクセもないので、初めて犬を飼う人や子ども、他の犬ともうまくやっていけるでしょう。

 

活発で体力のある犬種なので、毎日、長めの散歩や運動が欠かせません。遊びを取り入れると嬉しがる姿がかわいく、反応もよいです。肥満にならないよう、食事の量に気をつけて、運動不足にもならないようにしましょう。屋外でも飼える犬種ですが、飼い主家族と共にいることを喜び、屋内での飼育が多く見られるようです。

 

特徴的な形の頭部をもち、愛らしい顔は彫りが深く、体型はしっかりとしてバランスがよいです。アメリカ・ケネル・クラブ(AKC)が公認するスポーティング・グループの中では最小の犬種です。

 

飾り毛をもち、長い絹のような豪華な被毛はブラッシングをこまめにしましょう。また、脂性で耳が垂れているので、耳掃除もできるだけして清潔にする必要があります。

 

歴史

 最初にアメリカにコッカー・スパニエルがもたらされたのは、1620年、信仰の自由を求めて清教徒たちがイギリスからメイフラワー号に乗ってアメリカに渡った際だと記録に残っています。そして、それに乗船していた犬2頭のうちの1頭がコッカー・スパニエルだと言われています。「コッカー」という言葉は、英語の「ヤマシギ(woodcock)」という鳥を狩猟する際にこの系統の犬を用いていたことに由来しており、「スパニエル」という言葉は、スペインからイギリスに輸入された犬に名付けられる時に使われたようです。

 

最初のコッカー・スパニエルがアメリカ・ケネル・クラブ(AKC)に登録されたのは、「キャプテン(Captain)」という名の犬で、1878年のことです。そして、1881年には、アメリカン・コッカー・スパニエル・クラブが設立されました。アメリカン・コッカー・スパニエルは、イングリッシュ・コッカー・スパニエルから派生してできた犬種で、当初は、同じくくりにされていましたが、1935年アメリカ・ケネル・クラブにより、別々に区別されるようになり、1946年には、正式に、それぞれ異なる犬種だと公認されました。そして、イギリスのケネル・クラブでもイングリッシュ・コッカー・スパニエルとは別の独立した犬種だと公認されるのは1970年のことです。

 

ちょこっとコラム

■「わんわん物語」(1955年6月16日公開)というディズニーのアニメ映画の主人公に採用されています。

 

■JKC(ジャパン・ケネル・クラブ)が公開している登録頭数によると、2006年以降、20位台で推移しています。